トランプ氏、イランへの攻撃「考えは持っている」 決断に高まる注目
こんにちは、佐々木優です。正直言って、最近のニュースを見てて「またか…」って思いました。トランプさんがまたイランに対して強気な発言をしてるんですよね。
6月頃だったかな、「イランの核開発が進むなら軍事行動も排除しない」みたいなことを言ったって朝日新聞で読んで。最初は「はいはい、選挙向けね」って流してたんです。でも、うちの会社のエネルギーコストのことを考えると、これって実は笑い事じゃないなと。
選挙のためだけじゃない、もっと複雑な話
トランプさんの発言って、確かに選挙戦略の面もあると思うんです。保守的な支持者にアピールしたいし、イスラエルとの関係も大事にしたい。でも私が怖いのは、こういう発言って一人歩きするんですよね。
政治家が「軍事行動も排除しない」って言葉を口にした瞬間から、それはもう外交カードになっちゃう。本人は選挙向けのパフォーマンスのつもりでも、相手国は「本気かもしれない」って身構える。そうすると緊張がどんどん高まって…という悪循環。
私、学生時代に国際関係を勉強してたんですが、こういうパターンって歴史上何度も見てきました。最初は単なる政治的発言だったものが、気がついたら本当の軍事衝突に発展しちゃうケース。
フォーダウ核施設って、そもそも何?
イランのフォーダウ核施設のこと、恥ずかしながら詳しく知らなかったんです。調べてみたら、これがまた凄い施設で。
地下90メートルって、想像してみてください。うちのビルが地上20階建てだから、その4倍以上下に埋まってるってことですよね。しかもコンクリートの厚さが2メートル以上。これ、普通の爆弾じゃ絶対に壊せないでしょう。
アメリカのランド研究所って軍事シンクタンクが分析したところによると、最新の地中貫通爆弾を使っても完全破壊は困難だって。じゃあなんで攻撃の話が出るのかって思いますよね。
実は、完全に破壊できなくても「攻撃する意志がある」ってメッセージを送ることに意味があるんです。でも、そのメッセージのせいで実際に戦争になったら元も子もないじゃないですか。

地下90メートル…どんな施設なのか逆に気になる
アメリカ国内も一枚岩じゃない
面白いのは、アメリカ国内の反応です。共和党の強硬派は当然支持してるけど、軍事専門家や民主党からは「ちょっと待てよ」って声が上がってる。
世論調査を見ても、国民の過半数が「慎重にやれ」って言ってるんですよね。これってアメリカ人も戦争の怖さを分かってるってことだと思うんです。イラク戦争やアフガニスタンでの経験があるから、簡単に軍事行動なんてできないって。
でも政治家の発言と国民感情って、いつもズレがあるんですよね。日本でもそうだけど。
イランの人たちも大変
イラン政府は当然「やるならやってみろ」って強気に出てます。核開発も加速させるし、国際原子力機関の査察も制限するって言ってる。
でも私が気になるのは、普通のイラン人の気持ちです。経済制裁でただでさえ生活が苦しいのに、戦争なんてされたらたまったもんじゃないですよね。特に若い人たちは戦争なんて望んでないって話も聞きます。
結局、政府同士がいくら強硬なこと言っても、実際に被害を受けるのは普通の人たちなんですよね。それを思うと、なんか切ないです。

強気の政府より、暮らす人たちが気になるよね」
うちの会社にも関係あるの?
これ、IT企業には関係ないって思う人もいるかもしれないけど、実はめちゃくちゃ関係あるんです。
まず、ホルムズ海峡が不安定になったら原油価格が跳ね上がります。そうすると電気代も上がる。うちみたいにデータセンター使ってる会社にとって、電気代の値上がりは死活問題です。
以前、中東で何かあったとき(具体的にいつだったか忘れちゃったけど)、電気代がほぼ倍になったことがあるんです。その月の請求書を見たときの絶望感、今でも覚えてます。
それに、半導体とか電子部品の調達にも影響が出る可能性があります。物流ルートが変わったり、輸送コストが上がったり。製造業だけの問題じゃないんですよね。

電気代上がるだけで、うちも影響ド直撃…
サプライチェーンって意外と脆い
私たちの業界って、部品一つでも海外から調達してることが多いじゃないですか。それが一つでも滞ると、全体のスケジュールが狂っちゃう。
コロナのときも散々苦労しましたけど、今度は戦争の影響ってなると、もっと予測が難しくなります。保険をかけるにしても、戦争リスクって普通の保険じゃカバーされないし。
情報の見極めが難しい時代

最近、SNSとかで色んな情報が飛び交ってますよね。でもその中には明らかにデマとか、憶測だけで書かれた記事も多い。
私が心がけてるのは、必ず複数のソースをチェックすること。政府の公式発表、信頼できるメディアの報道、専門家の分析。この三つは最低限押さえるようにしてます。
でも正直、専門的な軍事分析とかって、素人には判断が難しい部分もあるんですよね。「この爆弾なら破壊できる」とか「いや、無理だ」とか、どっちが正しいのか分からない。
結局、誰を信じればいいの?
これ、新社会人の皆さんからよく聞かれる質問です。答えは「完全に信じられる人はいない」です。身も蓋もないけど、これが現実。
だからこそ、複数の情報源を比較して、自分なりに判断するしかない。面倒だけど、これができないと情報に振り回されちゃうんですよね。
今後どうなるの?
正直、予測するのは難しいです。11月の大統領選でトランプさんが当選すれば、この路線は続くでしょう。でも他の人が当選したら、方針が変わるかもしれない。
ただ、イランの核開発問題自体は、誰が大統領になっても消えないと思います。これは長期的に付き合っていかなきゃいけない問題。
私が一番心配してるのは、偶発的な衝突です。両方とも本格的な戦争は避けたいと思ってるはずだけど、小さなミスや誤解から大きな衝突に発展することってあるんですよね。
日本はどうすればいいの?
日本としては、アメリカとの同盟関係は大事にしつつ、外交的な解決を模索するしかないと思います。軍事的には弱い立場だから、外交で貢献するしかない。
エネルギー安全保障の面では、もっと多角化を進める必要がありますよね。中東だけに頼ってたら、こういうときにリスクが高すぎる。
新社会人の皆さんへ
長々と書いちゃいましたが、私が一番伝えたかったのは「世界の出来事は他人事じゃない」ってことです。
特にこれからビジネスの世界に入る皆さんには、国際情勢に敏感になってほしい。今回のイラン問題だって、明日の仕事に影響するかもしれないんです。
技術的なスキルも大事だけど、世界情勢を読む力も同じくらい重要。なぜなら、私たちのビジネスって世界とつながってるから。
最後に
情報過多の時代だからこそ、信頼できる情報を見極める力を身につけてください。そして、世界で起きてることを「自分事」として考える習慣を。
これって、最初は大変かもしれないけど、慣れてくると面白いんですよ。世界の動きが見えてくると、仕事の視野も広がります。
皆さんがこれからのキャリアで成功するために、こういう視点を持ち続けてもらえたらいいなと思います。一緒に頑張りましょう!
佐々木優 IT企業の社長やってます。学生時代は国際関係を勉強してて、今でも世界情勢を追いかけるのが趣味(?)です。新人さんたちの成長を応援してます。
音声配信はこちらから👇
https://stand.fm/episodes/68534e150a7dcc9aee05a7ce
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